成分・研究ライブラリ

CICA成分の用語集──配糖体・アグリコン・TECA・INCI

成分の記事を読んでいると、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。このページは、CICA(ツボクサ)成分の記事でよく使う用語を、なるべくやさしい言葉で説明する“辞書”です。わからない言葉が出てきたら、ここに戻ってきてください。

成分の形にまつわる言葉

用語やさしい説明
トリテルペン植物がつくる成分の一種。ツボクサでは、働きの中心とされる成分グループを指す。くわしくはトリテルペンの解説
配糖体(はいとうたい)成分の本体に「糖」がくっついた形。名前が「〜シド(-oside)」で終わることが多い。例:アシアチコシド
アグリコン配糖体から糖が外れた「本体」。名前が「〜酸(-acid)」で終わることが多い。例:アシアチック酸
ペンタサイクリック「5つの環をもつ」という意味。ツボクサのトリテルペンの構造の特徴。

抽出物・標準化の言葉

用語やさしい説明
抽出物(エキス)植物から成分を取り出したもの。複数の成分が混ざっている。
標準化成分の割合を一定にそろえること。品質のばらつきを抑える狙い。
TECAツボクサのトリテルペンをそろえた標準化抽出物。くわしくはTECAの解説
TTFCAツボクサの「総トリテルペン画分」。TECAと近い意味で使われる呼び名。

成分表示の言葉(INCI)

用語やさしい説明
INCI名化粧品成分の国際的な共通表記のこと。世界中で同じ名前で書けるように決められている。ツボクサは「Centella Asiatica ○○(Extract など)」の形で書かれる。
全成分表示製品に含まれる成分を、原則として量の多い順に並べた表示。
CICA/シカツボクサ(Centella asiatica)の通称。成分名ではなく“愛称”に近い。呼び名の違いはこちら

「CICA配合」の読み方

パッケージの「CICA」は通称です。実際にどの成分が入っているかは、全成分表示で 「Centella Asiatica〜」の記載を確認するのが確実です。

研究段階の言葉

用語やさしい説明
in vitro(イン・ビトロ)試験管や培養皿の中での実験。「ヒトの肌でどうか」はまだ別問題。
in vivo(イン・ビボ)生きた体(動物など)を使った実験。
ヒト試験実際に人が使って調べる試験。規模や設計で信頼度が変わる。
示唆されている「そうかもしれない、という研究がある」という控えめな言い方。断定ではない。

なぜ段階にこだわるのか

同じ「効いた」でも、試験管の中の話か、人での話かで意味が大きく違います。 当サイトは各記事で研究の段階を明示します。成分の作用の全体像はツボクサ成分の総まとめへ。

まとめ

  • 配糖体=糖つき/アグリコン=糖なし。語尾「〜シド/〜酸」で見分けられる。
  • TECAは標準化されたツボクサ抽出物。INCI名は成分の共通表記。
  • 研究はin vitro/動物/ヒトの段階を確認して読むのが正確。