CICAとは

CICA・ツボクサ よくある質問(FAQ)

CICAという言葉は見かけるけれど、いまいち正体がつかめない──そんな方のために、よくある質問をまとめました。基本的な疑問から、安全性や使い方まで、Q&A形式で手短にお答えします。もっと詳しく知りたいときは、各回答のリンク先へどうぞ。

Q. CICA・シカ・ツボクサは同じもの?

はい、すべて同じ一つの植物です。 CICA・シカ・ツボクサ・センテラ・ゴツコラ(gotu kola)・タイガーグラスは、 どれも学名 Centella asiatica(セリ科)を指す呼び名です[1]。 「シカとツボクサって別物?」という心配は要りません。 呼び名がなぜこんなに多いのかは、呼び名の違いを整理したページで詳しく解説しています。

Q. そもそも「CICA」って何の意味?

「CICA(シカ)」は、韓国コスメ(K-ビューティ)を通じて広まった通称です。 語源には、植物名 Cintella…(Centella asiatica)の頭を取ったとする説と、 フランス語の「cicatrisation(傷の修復)」に通じるとする説があり、しばしば重ねて語られます。 全体像はCICA(ツボクサ)とは何かにまとめています。

Q. CICAの“成分”とは具体的に何?

ツボクサには、トリテルペン類と呼ばれる成分グループ (アシアチコシド、マデカッソシド、アシアチック酸、マデカッシック酸など)が含まれ、 これらが研究の中心になっています。各成分の働きと実在する論文は、 ツボクサ成分の総まとめで解説しています。 肌にうるおいを与える(バリア)、 キメを整えるといった観点から研究されています。

Q. CICAは誰でも使って安全?

基本の考え方

ツボクサは長い使用の歴史があり、公的機関の評価報告も出ています[2]。 とはいえ、どんな成分でも肌に合う・合わないは人それぞれです。 初めて使う化粧品は少量でパッチテストを行い、 赤み・かゆみなどが出たら使用を中止してください。 アレルギー体質の方や不安がある場合は、医師・薬剤師にご相談を。

Q. スキンケアでの使い方の基本は?

CICA配合のアイテムは、化粧水・美容液・クリーム・パック・シートマスクなど形はさまざまです。 基本は他のスキンケアと同じで、清潔な肌にやさしくなじませ、必要に応じて重ねます。 「たくさん塗れば効く」というものではありません。成分が肌の“どこまで”届くのかという一般的な話は、 肌の浸透とDDSの図解で分かりやすく解説しています。

Q. 食べたり飲んだりできるの?

はい。ツボクサは東南アジア・南アジアで古くから食用にされてきました。 スリランカのサラダ「ゴツコラ・サンボル」、ベトナムのジュース「rau má」などが有名です。 詳しくは食べるハーブとしてのツボクサで紹介しています。 ただし日本では食材としてなじみが薄く、似た野草もあるため、 自生のものを安易に口にするのは避け、食用として確認できるものを選ぶのが安全です。

Q. “脳にいい”って本当?

アーユルヴェーダでツボクサは“頭のはたらきを助けるハーブ”とされ、 現代でも認知機能や気分に関するヒト研究が行われています。ただし多くは検証の途上で、 「効く」と断定できる段階ではありません。 このテーマは“脳のハーブ”としてのツボクサで、研究段階を明示しながら解説しています。

Q. 商品はどう選べばいい?

ブランドや製品によって、CICA成分の配合位置や特徴はさまざまです。 特定の製品の効能を断定するのではなく、成分・特徴・使い心地といった客観的な情報で比べるのがおすすめです。 代表的なブランドの客観比較は世界のCICA化粧品ブランド比較にまとめています。

出典・参考文献

本記事の記述は、以下の一次情報(原著論文・公的資料等)にもとづきます。

  1. World Health Organization. WHO Monographs on Selected Medicinal Plants, Volume 1. 1999(Herba Centellae, p.77). https://www.e-lactancia.org/media/papers/Fitoterapia-WHO-01.pdf
  2. European Medicines Agency (EMA). Assessment report on Centella asiatica (L.) Urb., herba. EMA/HMPC/489142/2020. https://www.ema.europa.eu/en/documents/herbal-report/assessment-report-centella-asiatica-l-urb-herba-revision-1_en.pdf